2010年11月アーカイブ

四国八十八ケ所めぐり

2010年11月アーカイブ

別格7番出石寺

別格二十霊場のお寺は、どうして山の上に多いんでしょう。

 

別格7番出石寺(しゅっせきじ)、こちらのお寺さんも山上に位置しています。

八幡浜 もしくは 大洲から登るルートが一般的ですが、いずれにしても細い山道を走ること車で1時間弱、

「ホントにお寺あるの?」そんな気分になってしまいます。

 

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それだけに到着した時の感動はひとしお、一言で申しますと

 

空が近く感じる

 

そんな印象です(晴れたらの話)。

 

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境内には鹿の銅像。出石寺の縁起は、鹿を追ってこの地に来た猟師の話が伝わります。

 

鹿を追い詰めて射貫こうとしたその時、地面が割れて観音様が現れ、

それを目の当たりにした猟師は(殺生から)改心して、その観音さんをお祀りした。

 

 

入口に立つお大師さんも、とても大きなものです。

 

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納経所前の紅葉が真っ赤でした。

 

短い秋が終わり、長い冬がやってこようとしています。

2010/11/28 |  愛媛県 |  コメント(0) |  トラックバック(0)

45番岩屋寺

四国八十八ヶ所の中で、特別な雰囲気を備える霊場・45番岩屋寺です。

 

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このような山岳霊場を目の当たりにした時、いつも思う事

「どうやって造ったの?」

 

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そう思ったことがあるのは、私だけではないはず。

造営自体、計り知れない苦労がありそうですが、山にあれば雷が落ちることもあったでしょうし、

ひとたび火災が起きたところで、山中に豊富に水があるわけではありません。

平成の今でも消防自動車が入れるわけではなく・・・。

 

皆さん、山岳霊場では火の取り扱い・始末はしっかりしましょうね。

 

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大師堂の横にある古びた山門を出ると、三十六童子(不動)霊場を経て奥の院の入口へ。

白山行場(逼割行場)の門が姿を現します。

ここは普段カギがかかっていて、納経所で申し出て、入山料200円と引き替えにカギを預かります。

 

いざ解錠、行場へ・・・

 

ここからロープ・鎖・梯子を経て、権現さんの鎮座する頂上社へ

(聖域なので、写真は割愛させて頂きます)

 

 

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岩屋寺さんの山号は「海岸山」

海から遠く離れたこの場所で、海岸?

 

写真のように、寒い朝に立ちこめる雲海を下に見るこの霊場では、

「雲海」を「海」に例えて、海岸山岩屋寺と呼んだようです。

頓智の効いたお坊さんがいたのでしょうね。四国八十八ヶ所唯一の風景が、ここでは見ることができます。

2010/11/25 |  愛媛県 |  コメント(0) |  トラックバック(0)

6番安楽寺

街中のお寺なので、紅葉の名所

と言うことはないのですが、多宝塔の前には立派なもみじが植わっています。

 

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今年は色づきが遅いようですね。こんなところにも猛暑の落とした影・・・。

 

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本堂前は改装中。数ヶ月後、変わった姿がお目見えです。

さてさて、どう変わることやら。お楽しみに。

2010/11/24 |  徳島県 |  コメント(0) |  トラックバック(0)

【お知らせ】野瀬先達による歩き遍路を体験してみませんか?

【お知らせです☆】

当社の社員であり、霊場会公認先達としてこころの旅人ツアーで活躍している、野瀬先達による歩き遍路体験会が行われます!

 

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「いやしの旅」歩き遍路を体験しよう

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・開催日時  平成22年12月11日 土曜日

        午後10:00?17:00

 

・集合場所  生涯学習センター

 

・内容     歩き遍路体験者(先達・野瀬 章史氏)による講話

                     ↓

       75番 (善通寺) ⇒ 昼食セルフうどん ⇒ 歩き遍路体験(約1時間) 

       ⇒76番 (金蔵寺) ⇒ 歩き遍路体験(約1時間) ⇒ 77番 (道隆寺)

 

・定員    20名  

 

・参加料  2,000円 (バス代、保険料)

 

・申し込み方法  往復ハガキにて受付  11月30日必着

           住所・氏名・電話番号を明記の上 

           (761-8078 高松市仏生山町甲837-2

              NPO法人スローライフ事務局宛て)

 

※雨天時はバスにて決行いたします。

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◆野瀬先達◆

 

 

ご参加お待ちしております! 

2010/11/15 |  コメント(0) |  トラックバック(0)

高原へ行こう

空が近い事を感じることのできる場所、四国カルスト。

 

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日本三大カルスト(山口県秋吉台・福岡県平尾台・四国カルスト)の一つであり、

荒涼とした奇岩ゴロゴロの景色が、所謂「パワースポット」として人気上昇中。

 

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朝一は静かで良いですよ。太陽に照らされた空と、雲の境目がくっきり。

 

今の時期に行くと とても寒い のですが。

樹氷? ちょっと違う気がしますが、寒いのは確か。冬装備をしていない車両で訪れるのは、無謀です。

 

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牛が放牧されていましたが、寒くないのでしょうか?

 

 

四国カルストは稜線が高知/愛媛の境界線になっていて、

高原東側にある 天狗荘さん は、両県に跨っています(登記上は高知県)。

 

写真に映るこの車両は、意識して停めた物と思われます。

 

高知県に属する部屋

愛媛県に属する部屋

 

全国的に見れば、長野/群馬に跨る 渋峠ホテルさん なんかもそうですが

 

県境好きにはたまらないお宿が、ここにあります。

 

 

とは言え、これからの時期は雪が降るし、道は凍るし・・・

行かれる方は(いないと思いますが)、十分装備を整えてアタックしましょうね。

2010/11/11 |  愛媛県 |  コメント(0) |  トラックバック(0)

最後の○○列車

列車に乗って、旅に出よう。

 

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行き先は旅情感じる山陰。

城崎温泉? いやいや、目的地が目的ではありません。

今回の目的は「特急はまかぜ」に乗ること。

 

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はまかぜ号が大阪駅に入線しました。

横に止まっている東海道線を疾走する快速車輌と比べたら、武骨そのもの。

 

向こうは軽量アルミ電車

こっちは鉄の塊・気動車=ディーゼル=煙を吐いて走る

 

都会では、見かけるのが珍しくなりました。

そんな天然記念物(級)特急が"はまかぜ"です。

 

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この型の車輌は一昔前、国鉄末期と言いましょうか(約20年前)、

電化区間の少ない(=電線が無い路線)四国では絶対的エース車輌だったので、

見覚えがある人も多いはず。今は割とスマートに走る"しおかぜ" "南風"も、この車輌。

宇高連絡線を下りて高松駅に停車する同車に乗るために、猛ダッシュした人もいるはず。

 

そんな国鉄特急を彷彿させる特急車輌、

四国では瀬戸大橋開通(時を同じくしてJR化)と共に新車に置き換えられて、次第に姿を消していきましたが

JR西日本(関西)では特急はまかぜとして、現役バリバリ。

時速130km/hで走る新快速に追いつかれまじと、老体に鞭を打って全開走行を続けておりました。

 

が、

このたびはまかぜに新型車両が投入されることになり、引退が発表されました。

それは、全国で唯一現役だった同型車両の全廃を意味します。

 

 

乗ってきましたよ、最後の国鉄型ディーゼル特急車輌(枕詞長いね)、特急はまかぜ号。

 

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明石の手前、車窓から明石海峡大橋が見えました。

先述の通り、後続の新快速に追いつかれてはいけませんから、はまかぜ号は全開走行です。

 

そうこうしているうちに、姫路に着きました。

(ちなみに・・・大阪から姫路の所要時間、新快速は1時間1分、特急はまかぜは1時間4分

停車駅ははまかぜの方が、いくつか少ない。新快速は、早くて特急券不要=優等生!)

 

姫路駅では、進行方向が逆になります。前後の人と一緒に、シートを逆に向けて、と。

停車時間も割と長いので、外に出てみました。

 

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これが、唸りを上げるエンジン室

現代車輌では、客室下部に付いているものだが、運転室の後ろ。客室最前列(最後列)。

このエンジン音を堪能するために、大阪から最後尾(姫路からは最前列!)に乗ったのです。

 

停車中に、こんなのも撮りました。

昭和46年製、小生まだ生まれておりません(日清カップヌードル発売、江夏豊のオールスター9連続奪三振の年)。

 

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特急と言えば忘れてはいけない、ヘッドマーク。

はまかぜは浜風、絵を見てわかるように鳥取砂丘に吹く風をイメージして名付けられました。

当初は大阪から鳥取を結ぶことを目的として誕生した同車ですが、

智頭急行線開通以後は「スーパーはくと」にその座を譲り、神戸・姫路から但馬(兵庫県北部)を結ぶ特急

という意味合い が濃くなりました。同車に乗る際は、決して"浜の風"を期待してはいけません。

 

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駅弁なぞ買ってみました。豊岡駅で購入「かにずし」

旅情を感じさせるには十分ですが、同じ酢飯なのかして味が一緒。

 

ま、

旅情優先です。

 

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 はまかぜ号最大の見所にして、この旅のハイライト・餘部鉄橋

当橋梁を通る優等列車は、今やはまかぜ号だけです。

 

ですが、今年架け替えられて新しい餘部鉄橋はコンクリート橋に。

うーん。。。

ガタンゴトン音がする方が味があったかなぁ

 

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 浜坂駅に着きました。

寂しいですが私自身、これで"国鉄車輌・はまかぜ"と一生のお別れです。

 

ありがとうはまかぜさん

次は数十年後、今般の新型車両が引退する時に乗りたいな。

決して"浜の風"を感じられなくても、「特急はまかぜ」は、いつまでも「はまかぜ号」であって欲しい。

 

 

オマケ

11/6、大阪駅を出る最後の181型はまかぜ号のニュース → こちら

2010/11/06 |  オフ |  コメント(0) |  トラックバック(0)

佐世保のお大師さん

市街地を見下ろす、静かな公園でお大師さんに会いました。

 

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この奇岩、「眼鏡岩」と言います。

四国の物ではありません。長崎県佐世保市にあるものです。

 

四国から遠く離れたこの地で、お大師さんの足跡を見つけました。

 

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岩の下にへばりつくように、存在するお大師堂。お大師さんは、岩の中に祀られています。

 

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岩の中央、梵字が彫られている箇所があります。これが、お大師さんの手彫りと伝えられています

付近には、仏様・神様が多数祀られておりまして、

 

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首の無い仏様も、多数見受けられます。

九州と言えば、明治初期の廃仏毀釈運動が激しかったお土地柄。長崎に限らず、多数の仏像が破壊されたことでしょう。

 

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お四国を回っていると、長崎の巡拝団を乗せたバスを見かけることがあります。

九州と言えばお寺さんよりか、神社さんの信仰が強いイメージ。

実際、お四国を回る九州ナンバーのバスを見かける事は少ないのですが、

人口の多い福岡県ならともかく、どうして長崎から?

 

そう思っていましたが、少し謎が解けた気がしました。

 

地にお四国があるのですね(佐世保新四国八十八ヶ所)。

それで、四国八十八ヶ所の認知度が高く、小規模(?)ながらも "お四国信仰者" がいる。

長崎と言うと、クリスチャンが多いお土地柄でもあるのに、これは意外な発見でした。

 

お大師さんが唐の国に渡る際、一番大陸に近い長崎から渡航した、

その際に長崎に立ち寄って、庶民に教えを広めた

 

ということかもしれません。

お四国の存在の大きさ・歴史の古さを、改めて感じた出来事でした。

2010/11/01 |  オフ |  コメント(0) |  トラックバック(0)

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