熊野古道アーカイブ

四国八十八ケ所めぐり

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高野山から熊野本宮へ 熊野古道・小辺路4

am4時出発を目論んで、3時に起きてみたものの、雨。

夜が明けるのを待ってみましたが、  弱くなることはありませんでした。

 

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正直なところ、疲れてました。

 

前日は3時起きで18時歩行終了、1,000m級の山を二つ越え、距離40km以上。

 

自重を促すのに、恵みの雨だったと思います。

 

峠はあと一つ「果無峠(はてなしとうげ)だけだったけれど、

歩くのを諦めて、目的地の熊野本宮大社へはバスで向かいました。

 

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朝早いのもあってか、参拝者はまばら。荘厳な雰囲気を味わうことができました。

中門から向こうは、撮影禁止。実際に行かれてみて下さい。

 

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今回、小辺路の全部歩くことはできなかったのは残念でした。

だからこそ、また来たい。

 

今回歩けなかった小辺路の果無峠

中辺路

大雲・小雲

大辺路

伊勢路 etc...

 

紀伊半島には、まだまだ歩きたいところがたくさん。

自分が歩くことが出来て、道中のいわれ等も勉強して、将来的には

今、八十八ヶ所を歩いているお遍路さんを、熊野古道にもお連れ出来たらいいな。

 

お四国と通ずるものがある、熊野古道・小辺路レポートでした。

 

 

おしまい 

 

 

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文 : 四国八十八ヶ所霊場会公認先達 / 四国六番安楽寺出家得度  野瀬照山

 

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2011/05/07 |  オフ |  , 熊野古道 |  コメント(0) |  トラックバック(0)

高野山から熊野本宮へ 熊野古道・小辺路3

伯母子峠を越えたのも束の間、次は「三浦峠」が待ち構えています。

 

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俗世に別れを告げて、まずは川を渡ります。

 

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橋板は網、下を見ると ちょっと怖い。

遠くを見ることにしましょう。きれいな川に癒されます。

 

この先訪れる登り、この時点で知る由もなく・・・

 

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三浦峠までの登り、数軒家があるのですが、

道どこ? ここ家(庭)の中じゃないの? そんな場所を通ります。

 

道標看板が有るからいいものの、無ければ参詣道を歩いていることを忘れることでしょう。

 

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登りが始まりました。

ここにもやはり、旅籠の跡があります。

 

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近くには、老杉が。

屋敷の風除けに植えたのだとか。 夜になると、歩き始めそうです。

 

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湧き水がありました。貴重な給水ポイントです。

水を汲んで、某スポーツドリンクの粉を溶かしました。

 

遍路道中の山道で、生水を汲んで飲むということは、あまりありません。

(季節にもよりますが)水を多く持つか、自販機ごとに給水するかで、何とかなった印象。

ありがたいです。

 

それを考えると、小辺路は登山。装備、命の水の準備はぬかりなく。

 

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とにかく登ります。あの割れ目が三浦峠でしょうか。期待が膨らみます。

麓の集落が見えますが、先程休憩した三田谷・三浦と思われます。

 

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三浦峠に到着。

WC、休憩小屋がありました。

着いた途端、雨が降り始めました。この場所で良かったです。

 

小辺路の地図があったので、これまでの足跡を思い返してみるのですが

 

 

よく、まぁ、歩いたもんだと

 

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苔むしたお地蔵様がいらっしゃいました。

 

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少し下ったところに、観音堂。

如意輪観音さんがいらっしゃいました。

御真言は「おん はんどめい しんだまに じんばら うん」

 

八十八ヶ所の御本尊様の中にはいらっしゃいませんが、

24番最御崎寺の奥の院(現在は24番宿坊観音堂に祀られています)にいらっしゃる仏様です。

 

小辺路を歩いていると、ちらほら仏様の姿を見ることができますが

いずれの仏様も表情が柔らかく、通る旅人を見守ってくれている印象を受けます。

 

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三浦峠を下山しました。雨は上がって、良い夕暮れです。大きな蔵がありました。

 

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八重桜でしょうか? 今が見頃です。

麓の国道425号に出たところ、「西中バス停」

日曜だったので運休便が多く、16時の時点で終バスは行った後。

 

トイレ、水、食糧・・・

切らしてしまったのでので、歩くしかありません。

 

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西中集落から約8km、2時間歩くと 温泉施設があります。

アスファルト道は、歩き遍路で慣れたもの。入浴だけを楽しみに、無心に歩きました。

 

 

昴の郷

着いて入浴しようとするも、

 

「本日は混雑しておりますので、日帰り入浴は受け付けておりません」

 

 

せめて食事だけでも、

 

「レストラン混雑しますので、宿泊のお客様の貸切となっております」

 

 

 

ガーン

 

 

 

人生10本の指に入るショックでした。

 

 

 

 

悔やんでも仕方ありません。それから十津川の集落まで歩きました。

昴から約2km、気持ちの切れた状態でよく歩けたもんだと(その間の記憶ナシ)

 

 

おかげで、源泉掛け流しで有名な十津川温泉の共同浴場に入ることができました。

スーパー(19時まで営業)で食糧・水の調達もできて、結果オーライ。

 

 

旅は風任せ。

知らない土地だからこそ、できる経験がありますね。

 

 

 

つづく 

 

 

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文 : 四国八十八ヶ所霊場会公認先達 / 四国六番安楽寺出家得度  野瀬照山

 

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2011/05/06 |  オフ |  , 熊野古道 |  コメント(0) |  トラックバック(0)

高野山から熊野本宮へ 熊野古道・小辺路2

おはようございます。

小辺路・2日目は朝イチ登山。道中最高所の1344m、伯母子(おばこ)岳が待ちかまえております。

 

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小辺路の参詣道からは少し離れますが、それも15分程度の話。

景色が良いと聞いていたので、がんばって頂上へ。

 

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眺める景色が売りの小辺路ですが、ここの 眺望は道 中No.1じゃないでしょうか。360度展望!

 

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伯母子峠

ここまで、頂上を経由しない巻き道も存在します。

気温は0度付近。テントを張っているツワモノがいました。私もその一人でしたが

 

古い道標があり「スグ十津川を経テ熊野道」 (「スグ」とは真っ直ぐと思われる)

大正時代の建立でした。

 

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伯母子峠からの下りは、要注意。

 

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道が非常にガレております。

数年前の台風で崩れたようです。有り難い補修が為されていましたが、これから先も夏の大雨・台風の後は要注意。

 

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道中、明らかに人が生活していたであろう場所

ここには旅籠(はたご)があったようです。

小辺路は熊野本宮を目指す参詣道ではあるものの、高野山を目指す往還道でもあり、行商人の一服処でもあり、

人々の生活道でもあったことがうかがい知れます。その点、四国の遍路道と同様です。

 

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お大師さんがいらっしゃいました。

水の出るとこ大師あり、これも共通です

 

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下り、長い!

途中、石畳が敷き詰められた箇所がありました。

大坂の商人さんが、無事に熊野詣でをできた御礼に、寄進したとか。

参詣道は、守る人があって成り立っているのですね。

 

お地蔵さんには

左 くまの

右 ざいしょ(集落のこと)

 

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川の音が聞こえてきました。

いよいよ下山、ホッとする瞬間です。

 

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三田谷(みただに)、地元の呼び名は「びただに」

集落が数軒あり、伯母子峠以来の公衆トイレが存在します。

携帯(D社)は相変わらず圏外で、食糧を販売する商店は無し。宿は一軒のみ。

 

バスが運行している路線ですが、

・平日のみ

・日祝運休

・土日祝運休

・学休日運休

 

いずれのパターンがあるので、ここで区切る場合は

事前にバスの運行情報を調べておいた方が良さそうです。

 

 

つづく 

 

 

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2011/05/05 |  オフ |  , 熊野古道 |  コメント(0) |  トラックバック(0)

高野山から熊野本宮へ 熊野古道・小辺路1

高野山から熊野本宮へ。

熊野古道・小辺路(こへち)を歩いてきました。 

 

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金剛三昧院さんの前を右に折れて、いざスタート。すぐに車道の坂が待ち受けています。 

(後から知りましたが)小辺路は、いくつかある熊野古道(中辺路・大辺路など)の中で、最短距離ではあるものの

標高1,000m級の峠を3つ越えなければならず、 なおかつ集落や商店はきわめて少ない。 

大峯奥駈道を除けば最も難易度の高いルート。古くから一般人が歩くルートは、小辺路ではなかったようです。

この道を利用する多くは、行商人や行者さん。

前者は一刻も早く(高野山を経て)大坂に荷物を運ばなければいけないし、

後者はより険しい山野を求めて道を選ぶ。

それだけに、俗化されることは世界遺産選定後もあまりなく、静謐な雰囲気が保たれています。

 

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小辺路の最大の売りは、この景色

180度展望はよくあること、時には360度の眺めという場所も存在します。

 

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小辺路は街道としての性質が濃かったためか、道標も(当時の)都に向かった表記になっています。

大坂、京都、若山(和歌山)・・・ 描かれているお大師さんのお姿に、お四国と共通の物を覚え、安心します。 

 

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ところどころ、高野槙の林が 広がります。

トイレは世界遺産効果でしょうか。数多くは存在しない物の、ある場所には大変きれいな設備が整えられていました。

 

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水ヶ峯手前で、一度「高野龍神スカイライン」に出るので、道路歩行の注意が必要。

信号無し、コーナーの多くが緩いので、通行車輌は気持ちよさそうに走っていました。

 

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高野山を出て、最初の集落「奈良県野迫川村大股」

民宿が数軒、温泉が近くにあります(歩行ルートからは少し外れます)。

 

(高野山以来の)ドリンクの自動販売機が有り難かった・・・

 

食糧調達を期待していたものの、ルート上に商店は無く、残った食糧を気にしつつの夕食となりました。

 

 

この時点でわかったこと。

小辺路は、本格的な登山装備で挑みましょう

 

 

つづく

 

 

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文 : 四国八十八ヶ所霊場会公認先達 / 四国六番安楽寺出家得度  野瀬照山

 

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2011/05/04 |  オフ |  , 熊野古道 |  コメント(0) |  トラックバック(0)

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